総手すきの厚みのある和紙が特徴のメニューです。厚みがあったからこそ可能となったレーザー焼印のロゴ入れは、和紙なのに綺麗な立体感があり、メニューを手にした瞬間にまず目に留まるポイントとなりました。
お店のシンボルでもあるロゴマークですので、どのようにメニューで表現するかという作業は毎回非常に悩むポイントです。レーザー焼印の焦げた雰囲気が「焼く」という工程も多い和風料理への連想にもなり、和紙にもマッチした個性豊かなメニューブックに仕上がりました。
三つ折り3ページのメニューですが、アクセントとして留め紐に「藁紐」を採用したことにより、一見単調に見える一色の和紙に遊び心も加えました。中のメニュー表に使用した和紙にも手すきの表情豊かな紙素材を使用し、料理にこだわりのある居酒屋を感じさせる工夫をしました。見た目のボリューム感とは裏腹に、紙素材が中心のため、非常に軽くて持ちやすいメニューです。