シンガポールにある世界的有名ホテル内にあるレストラン用に制作された3種のメニューブックです。 光に当たると反射してキラキラと輝きだす表紙の特徴的な紙素材は、絞りのある和紙にシルバーを施しています。
「メニューは来店客へのプレゼント」をコンセプトに、ギフトボックスをイメージして制作したメニューブックです。 箱の中にメニューブックを入れてしまう斬新な作りですが、驚くべきは箱とメニューブックが一体化しているということです。
芯材にウレタンを贅沢に使い、ふっくらと大きく膨らみを持たせた表紙は、スクエアサイズで作ることにより、和風料理屋らしく「座布団」を連想させるメニューブックとなりました。
カウンターがメインでも場所を取らない、非常に小ぶりなA5サイズの寿司店のメニューブックです。 美味しい魚とお酒を愉しむためには、大きな所作ではなく、手の中で気軽にサッとメニューブックを開いて、その場でカウンターに立つ目の前の大将に注文。メニューはまたスッと立てかける。
海外(香港)の寿司店のメニューブックということで、和の表現である着物の「紬」を彷彿させる布素材を使用しました。 ロゴマークを「刺繍」という技法で入れる方法は、手間やコストの点から日本国内でも例が少なく、海外のメニューブックとなると一際異彩を放つ存在になったかと思います。
和紙や木材を使い、アイボリーカラーでシンプルにまとめたメニューブックです。 表面はメニュー中面と同じ和紙を使い、主張しすぎない表紙を採用した代わりに、裏表紙にあたる部分は厚めの紙素材に和紙を貼り、強度のある土台としての役割も果たしながらも、こだわりを出した見た目を意識しました。
ツートンカラーが印象的な居酒屋のメニューブックです。賑やかにワイワイと飲んで楽しめる東京下町のお店ということもあり、表紙の芯ボールは厚めにして強度を出し、酔って少々雑に扱ってしまっても多少のことなら大丈夫!
全体的にシンプルにまとめたデザインではあるものの、芯材に膨らみを持たせ、留め具には組ネジを使用することにより、質の良いアーティスティックな表現を実現しました。
「おだし」にこだわったうどん店のメニューブックです。小ぶりなスクエアサイズの薄型メニューは、テーブル上でも場所を取らずにコンパクトです。 一見シンプルで華奢な作りに見えますが、強度を持たせるために芯ボールをしっかりと使い、防水の加工も施しています。
出会った瞬間に目を引くデザインでもある「流木」を留め具に使用した珍しいメニューブックです。 全体的にナチュラルカラーで仕上げたシンプルでおしゃれなメニューブックですが、使われている素材の数が多く、触っても楽しめる仕上りになっています。手に持てばしばらく、表、中面、裏と見入ってしまうことでしょう!