出会った瞬間に目を引く「流木」を留め具に使用した、珍しいメニューブックです。メニューに触れた時の安全面や衛生面の観点から、流木は樹皮の処理をする必要があり「鍋で煮詰めて柔らかくして剥ぐ」という原始的な方法で行いました。1度や2度では上手くいかず、非常に苦労して制作したメニューブックでした。表紙は、堅牢性のある素材は使わず、半透明のシリコンシートを表面に重ねることにより、トレーシングペーパーのようなデザイン性の高い雰囲気を演出しました。
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