こちらは、レール綴じで作成されたメニューブック。ビアバーと言うことで、表紙の素材を、クリーミーな泡の細やかさを感じさせるような、しっとりとしたものをチョイスしました。ブラックをベースにゴールド箔を施し、本文はマットPPを施して高級感と滑らかさ、衛生面での使いやすさもポイントとなっています。ゴールド箔はまるで金のプレートでも入れているみたいですね。
こちらは、本革を使用したメニューブックになります。目を引くのは素材感と綺麗に仕上げた縫製にあり。カバーにはロゴのみと非常にシンプルですが、素材が醸し出すシンプルかつ見栄えある表情が特徴となります。ブックカバーも凄いですが、中身のメニュー表は洋紙50枚を挟み込んでもまだ余裕のある、ページ数が多いメニューに適した仕様になります。この仕様にすると、表裏どちらから見ても、組ねじ部分が見えることはありません。
こちらのメニューブックは、和紙にマットPPを施した仕様になります。和紙特有のシワを活かし、マットPPをかけるとシワに空気が入りこのような質感のものになります。普通でしたら、シワが入ると製品には出来ませんが、このメニューブックはあえて和紙の特徴を活かしたものになります。ただこの素材は、凹凸が激しく、箔押しをするにも通常よりも強い圧をかけなければならず、力加減次第では裏面まで跡がついてしまいかねません。そのため、工程、押圧を工夫しベストな仕上がりを模索した事例となっています。テクスチャがグランジ調と言いますか、壁面のような仕上がりで非常にクールです。
厚い紙を2枚貼り合わせた上に、印刷物を表裏に貼り合わせた1枚物のA3メニューボードです。角金を付けているため角つぶれの心配もありません。デザインにもこだわっていますので、写真を入れつつもまとまりのある、とても見やすいデザインになっています。表面にはPP加工が施してありますので、バー業態以外でも焼肉やお好み焼きなど、油跳ねが多い業態でも扱いやすいです。一面でメニュー内容を簡潔に表現されていると、気兼ねなく注文できるので、注文率も上がります。
タブロイド判とはフリーペーパーなどによく使われる新聞型の冊子ですが、今回はそちらをメニューに採用させていただきました。メニューブックの装釘SHISAKUでは主にメニューブックを扱うのですが、こちらのような印刷物ももちろん扱います。そしてもちろんデザインから請け負わせていただいています。こちらはイタリアンバルの店舗様へ納品させていただいた商品で、バルなどドリンクを常にオーダーいただくようなところには、このような使い切りが前提のメニュー表などはおすすめです。特にコロナ禍においては、使い回ししないメニュー表は安心してご使用いただけるツールになるかと思います。
木曽の漆職人に依頼をし、和紙に漆塗装を施して仕上げたメニューカバーです。特徴ある見た目を生かすためロゴマークは入れておらず、その見た目から和食・居酒屋などによくなじむデザインとなっております。紐綴じを採用していますので、差し替え・増ページも簡単に行えます。とても和紙からできたとは思えない、まるで皮のような素材感にこだわり、重厚感を大事にしたかっこいい仕上がりになりました。
フレンチの高級感を意識した本革を使ったメニューブックです。メニューを手に取った瞬間から伝わる、高級感は本革ならではの質感ともいえます。一般的に革製品は使い込めば使い込むほどツヤが生まれ経年劣化ならぬ、経年美を感じさせてくれます。そんな本革の醸し出す雰囲気を壊さないように、ロゴは「空押し」を採用しています。ロゴ部分は革が圧されて平滑になり、色を入れずとも上品に表現しています。また、フチを取り囲む同色のステッチを入れることにより、シンプルで単調になってしまいそうなデザインに、アクセントを入れています。
こちらは、三つ折りのメニューになります。表側はグリーンのエンボス素材に、ホワイトのシルクを施したシンプルな仕上がりで、中面にメニューが印刷されたものになります。シンプルかつスタイリッシュなデザインで、おしゃれなメニュー表となっています。あくまで主役はお客様であり、この店舗様のメインでもあるカクテル、肩肘張らずに気軽に、大仰にならずに、というメッセージも感じられます。しかし安っぽくならないのは素材をデザインに活かしているから、かと思います。
お肉屋さんを営む焼肉店様からご依頼いただいたメニューブックです。焼肉店ということもあり、最初に懸念されたのは油汚れでした。こちらの表紙カバーは、建物内で使用される壁紙を使用しているので、多少の汚れは拭き取れば落ちる素材になっています。中面の掲載写真はございませんが、デザイン・本文と両方を、立ち上げ段階からお話しを頂けたので、より統一感がある仕上がりとなっています。
こちらのメニューは、外側の素材に耐久性のある洋紙を使い、中側のメニュー材質には手すきの和紙を使用しています。風合いが出るように、水切り加工をして耳をわざと付けたデザインにしています。
巻物で注意しなくてはいけない点は、開いた際に巻き戻ってしまわないようにすることです。紙が固すぎても柔らかすぎてもダメなので、巻物”メニュー”に適した紙を選定して制作しています。
ランチメニューにも、おすすめメニューにも、シーズナルメニューにも・・・こういった1ページのみのメニューボードは、使い勝手抜群です。固めの紙を使用しているので、縫製加工を施しても破けることなく、安っぽくならず、かつ使いやすいので、どんな店舗でも重宝される1点です。