こちらのメニューブックは、フレンチのレストラン様へ制作したメニューブックです。シボのある用紙の柔らかさとゴールド(わかりづらいですがゴールドの中にも模様が入っています)の華やかさが風格を漂わせています。メニューブック の表面をよく見るとわかるのですが、表面にホワイトトナー、クリアトナーを塗布しており、同じ「白」を表現する中でも複雑なテクスチャーとなっています。
カジュアルなレストランのメニューブック。本革なので使い込めば使い込むほど味の出る、経年を楽しめるメニューボードです。四隅の切れ込み部分にメニュー本文をいれて使う仕様なので、すぐ差し替えができます。ランチメニューや、おすすめメニューなど、臨機応変に対応したメニューなどにはもってこいですね。
角金にはゴールドを採用していますので、裏面の箔押しともマッチしています。
ブラックのレザーとゴールドのピンが映える、ワインメニューになります。中を開くと、整理されたワインリストが、カードポケット付きの台紙に収まっています。ワインの写真・銘柄・説明を記したカードがそれぞれのポケットで丁寧に仕切られ、見やすくかつ美しい仕上がりです。メニューが増える際は、台紙を追加するだけなので、とても簡単です。
ある一定の年齢の方にデジャヴとばかりに突き刺さる、在りし日のアニメーションをオマージュしたメニューブックです。70~80年代アニメの雰囲気をそのままに!暑苦しさもそのままに!デザインから携わった一点です。キャプションまで仰々しい!しかし中はしっかりとコンセプトを踏襲しつつも、訴求ポイントを抑えた(当たり前ですが、、)とても楽しく見ていただけるメニューブックかと思います。表紙はPP加工をしているため、衛生面でも使いやすいです!
こちらは、海外からの依頼で作成したメニューブックになります。料理本をイメージされており、綴じの部分はレールを使用していますが、上製本のような仕様になっています。クロス地にしおりまでついているこだわりの一品です。本文は、見開きで観音開きのページを採用していたりと、料理をダイナミックに表現しています。
こちらは、本革を使用したメニューブックになります。目を引くのは素材感と綺麗に仕上げた縫製にあり。カバーにはロゴのみと非常にシンプルですが、素材が醸し出すシンプルかつ見栄えある表情が特徴となります。ブックカバーも凄いですが、中身のメニュー表は洋紙50枚を挟み込んでもまだ余裕のある、ページ数が多いメニューに適した仕様になります。この仕様にすると、表裏どちらから見ても、組ねじ部分が見えることはありません。
海に程近い街の、干物屋さんのメニューブックになります。このお店の看板メニューである「ひもの」の形に抜き加工された一品です。実はこのメニューのカバーは5枚の紙を貼り合わせることで、紙に十分な強度を持たせ、そこから綴じ部分をVカットという技術で綺麗なコの字に背を仕上げています。魚形に抜かれた部分は、レーザーでカットしていますので、焦げが残ります。その焦げを活かして、干物を焼いた時の焼き目のイメージを連想させ、色もブルーを基調に角金はシルバーと、海辺の爽やかさをモチーフに仕上げました。
こちらのメニューブックは、和紙にマットPPを施した仕様になります。和紙特有のシワを活かし、マットPPをかけるとシワに空気が入りこのような質感のものになります。普通でしたら、シワが入ると製品には出来ませんが、このメニューブックはあえて和紙の特徴を活かしたものになります。ただこの素材は、凹凸が激しく、箔押しをするにも通常よりも強い圧をかけなければならず、力加減次第では裏面まで跡がついてしまいかねません。そのため、工程、押圧を工夫しベストな仕上がりを模索した事例となっています。テクスチャがグランジ調と言いますか、壁面のような仕上がりで非常にクールです。
リング製本のメニューブック。表紙は特殊紙を用いて作られていて、PP加工のように撥水に強いものを使用しています。ほんのりとした柄が浮き上がっているのがわかりますか?こちらは、元々素材に付いている柄になります。メニュー本文はインデックス(ページの端にページごとの内容が書かれていて、段々になっている)で仕上げました。細かいところですが、このような仕上げはお客様にも扱いやすく好評です。
厚い紙を2枚貼り合わせた上に、印刷物を表裏に貼り合わせた1枚物のA3メニューボードです。角金を付けているため角つぶれの心配もありません。デザインにもこだわっていますので、写真を入れつつもまとまりのある、とても見やすいデザインになっています。表面にはPP加工が施してありますので、バー業態以外でも焼肉やお好み焼きなど、油跳ねが多い業態でも扱いやすいです。一面でメニュー内容を簡潔に表現されていると、気兼ねなく注文できるので、注文率も上がります。
歴史あるワイナリーが由来の、シンプルなメニューブックです。紙と紐だけですがそれでも高級感を漂わせているのは、余白のあるデザインとゴールドの紐の相性と思われます。ロゴ部分は黒と金の箔押しで2色使いしている為、シンプルな中にも高級感を感じさせる仕様となっています。こちらは、中のメニューはお客様で印刷し、二つ折りして挟み込む仕様になります。
20年ほど前に作成された、スエード調の生地を使用したメニューブック。カバーにはロゴのみと非常にシンプルですが、素材が醸し出すシンプルかつ見栄えのする表情と、少し丸みを帯びたフォルムが特徴となります。このフォルムはブックカバーの中にウレタンを入れることにより、丸みを表現しています。ちなみに角金は、既製品での販売がなかったのでブロンズに染め上げてもらったものを使用しています。これだけで統一感が上がり見た目が締まります!
こちらは、カジュアルイタリアンのメニューブック。特徴はやはりベースにしている木板でしょうか。木板の難しさは、薄いと反り曲がってしまう、かといって厚いと重くて扱いづらい。そんな加工の難しさを払拭するようなメニューになります。反りが少なく済むように、複数の木材を合わせて1枚の木板にしております。木板にはニスが塗ってあるので、汚れたりした時にはさっと拭いていただければ清潔に使えます。木板には半円のカットが入れてあり、メニューブック本文をめくりやすくしてあります。
こちらの素材は、汎用性がありメニューブックに適した素材です。堅牢で肌触りがよく、風合いもあるので、よくカバー素材として使用されております。素材1枚でカバーとして成立するので、軽くて使いやすいです。このメニューブックは通常のA4ハーフサイズよりも大きめに作り、本文をより詳しく記載しています。表紙への加工は箔押しのみなので、料金もかなり抑えられます。壊れたりしても、手軽に交換できるような仕様となっております。
タブロイド判とはフリーペーパーなどによく使われる新聞型の冊子ですが、今回はそちらをメニューに採用させていただきました。メニューブックの装釘SHISAKUでは主にメニューブックを扱うのですが、こちらのような印刷物ももちろん扱います。そしてもちろんデザインから請け負わせていただいています。こちらはイタリアンバルの店舗様へ納品させていただいた商品で、バルなどドリンクを常にオーダーいただくようなところには、このような使い切りが前提のメニュー表などはおすすめです。特にコロナ禍においては、使い回ししないメニュー表は安心してご使用いただけるツールになるかと思います。