アイリッシュなカラーリングとクラシカルなデザインで、デザインに時の流れを感じます。現在のデザイナーの方でもこのクラシカルさをデザインに取り入れる方もいます。見開きのメニューで強度を出すために2枚の紙を合紙(プレスして貼り合わせること)して作成されています。表紙の模様はエンボスの用紙に印刷する事により出たものです。綴じはあえて行わず、冊子のようなおしゃれなメニューブックとなっています。
イタリアンレストランからの依頼で作成されたもので、作成からもう20年以上経過していますでしょうか・・・表紙は、印刷した紙を貼り付け、マットPPを施しています。メニュー本文は、A4用紙を中の台紙に貼り付ける仕様になっていて、台紙を紐で留めています。メニューを変更する際は、台紙ごと取り替えます。角金がいいアクセントになっているメニューブックです。
こちらのメニューは、ベースとなる芯素材から角を丸く処理し、角がつぶれにくいメニューブックになります。角金を使わないので、コストを下げられます。丸みをおびた角があるだけで、やわらかな雰囲気につながります。メニューピンで留めますので、差し替えも簡単に行えます。オペレーションのしやすさを求めるお客様には重宝いただく仕様です。
弊社既製品販売サイト「粋々」で販売している、小窓という商品に、別注のカバー素材を使用したメニューブックです。レディメイドを生産する体制があり、オリジナルを作成する体制も整っているため、別注で少ロットの生産も可能です。既存のメニューブックも、ほんの少し手を加えるとお客様だけのオリジナル品となり、店舗とのイメージも統一することが出来ます。中身も中台紙を付けることで、引き締まります。
木製のスライダーにメニュー本文のみを使用した手軽な仕様です。A4タイプはスタンダードで、他と同じになりがちですが、表紙を作らず木製スライダーにするだけで、こんなにもイメージが変わります。本文は耐水紙を使用しているので、少しの汚れなどは影響ございません。シンプルでかさばらない、そんなメニューブックもシーンに応じて必要だと実感しますね。もちろんデザイン性、高級感はそのままに。こういったシンプルなメニューの時こそ、本文のデザイン、余白の使い方など真価を試されるものですね。
鮮魚がメインの店舗様のイメージに合わせ、ブルーのカバー素材を採用したメニューブックです。
ダイニングバーという業態上、サイズ感を大事にしてスマートなイメージを印象付けるような仕様にしました。見返し側は、鮮魚っぽくギラギラに。本文の差し替えは、鮮魚はそのときどきのおすすめが変わることがあることから、差し替えのしやすいレールでの綴じを採用しています。
こちらのメニューブックは留め具として、背に竹があしらわれています。竹は節があるのですが、ご利用いただくのにひっかけたりしてはいけないので、しっかり処理しています。紐綴じの本文は穴あけの必要のない仕様になっており、厚さのない紙であればお客様で印刷差し替えが可能となります。フレキシブルな対応が店舗で可能であると、店舗様も快適にご利用いただけますね。表面はPP加工がされており、衛生面でも扱いやすくなっております。
ある一定の年齢の方にデジャヴとばかりに突き刺さる、在りし日のアニメーションをオマージュしたメニューブックです。70~80年代アニメの雰囲気をそのままに!暑苦しさもそのままに!デザインから携わった一点です。キャプションまで仰々しい!しかし中はしっかりとコンセプトを踏襲しつつも、訴求ポイントを抑えた(当たり前ですが、、)とても楽しく見ていただけるメニューブックかと思います。表紙はPP加工をしているため、衛生面でも使いやすいです!
こちらは、リングノート製本のメニューブックになります。パスタをメインとしたカフェ業態で、リング仕様でカフェのカジュアルさを表現しました。製本ではよくある表現の、いわゆるドンコ穴(多穴空け)にして樹脂リングで綴じました。表紙は中面の1ページ目が透けるよう、半透明フィルムをあしらいました。本文はグラフィックを活かしたデザインで視覚的に商品訴求しています。また、本文はマットPP加工しているため、耐水性も向上し拭きやすくなっています。
こちらは、レール綴じで作成されたメニューブック。ビアバーと言うことで、表紙の素材を、クリーミーな泡の細やかさを感じさせるような、しっとりとしたものをチョイスしました。ブラックをベースにゴールド箔を施し、本文はマットPPを施して高級感と滑らかさ、衛生面での使いやすさもポイントとなっています。ゴールド箔はまるで金のプレートでも入れているみたいですね。
シャンパンバーで使用される、メニューブック。表裏で違うイメージを持たせるため、2種の違う紙を合紙して、三つ折りで仕上げました。表紙は、シャンパンの持つクールなイメージを表現したブルーに、シルバー箔(艶消し)でロゴ入れしています。見開きの箇所には差し込み用の三角コーナーを用い、おすすめメニューなどすぐ店舗様で交換することができるようにしてあります。コンパクトで軽く、省スペースでもあるのでお客様は手にしやすいですね。
こちらは、海外からの依頼で作成したメニューブックになります。料理本をイメージされており、綴じの部分はレールを使用していますが、上製本のような仕様になっています。クロス地にしおりまでついているこだわりの一品です。本文は、見開きで観音開きのページを採用していたりと、料理をダイナミックに表現しています。
グラフィックを全面に押し出したカバーに、マットPP加工を施したメニューブック。衛生意識も高まる世の中で、汚れに強く管理しやすいPP加工はメニューブックにおいてはスタンダードとなっています。本文にもPP加工は有効で、紙のメニュー本文が長持ちになり、雰囲気をもたらせてくれます。手触りもさらりとしていて、見た目、管理、手触りそれぞれに清潔さを感じる仕上がりとなりました。
こちらは、和食ダイニングのメニューブックです。表紙はマットPP加工を施しています。グラフィックメニューはその店舗の世界観を一目で表現できることが強みで、このダイニングの場合は、食材のダイナミックさ、生命力を表現するため土をモチーフとした色合いになっています。表紙は耐久性を考慮し、1枚の芯ボールを使用し折の箇所は太い筋を入れることにより1冊の本としての体裁を作成しています。使い始めは固いですが、使用していく内に馴染んできますので、ご心配いりません。
こちらは、老舗のお蕎麦屋さんで使用されるメニューブックです。学生とサラリーマンが交差する街で、ランチタイムには多くのお客様が訪れます。幅広いお客様と、伝統を守るお店のイメージから、スタンダードなメニューブックを目指し、カバーには布素材を使用し、本文には手触りの良い用紙を使用しました。
また、レールタイプのブックカバーのため、ちょっとしたおすすめ商品の追加などにも対応しています。工夫を凝らして注目を集めるというより、あくまでお店とお客様、お料理が主役の、自然と「そこにある」メニューブックです。