焼酎のメニュー用に作成されたメニューブックで、素材感を全面に出しております。表紙は、素材感を演出するため、染めから行っています。水切りと呼ばれる手法で和紙を切りますので、切り端の仕上がりが目を惹きます。
台紙に貼り付けただけのシンプルな作りですが、シンプルさは時には潔く、使い勝手のいいものになります。余計な装飾は無し、それだけで成立するブックになりました。
このメニューは、綴じ金具として組みネジを採用していますが、綴じ金具を正面から見せない作りになっています。カバーは、長い一枚の生地を太い筋押しで曲がりをつけ、「コの字」にしています。本文は、余白がありつつもしっかり商品訴求をする文字使いで、落ち着きながらも柔らかな仕上がりです。
表紙のロゴ部分は、箔押しで表現しており、4色使用しています。箔押しも、金・銀だけでなく色とりどりの種類を取り揃えておりますので、気になる方はぜひお問い合わせ下さい。
高級和食店への提案で作成させていただいたメニューブック。荘厳な空間で提供される精進料理をイメージし、書簡、教本をモチーフにしました。和紙の台紙を二つ折りにし、そこにメニュー部分の端を挟み込んで蛇腹にしています。はらはらとつづれ折れている中面はおよそメニューとは思えないような作りで、はたから見ると本当の書簡のようです。今までどこのお店でも見たことがないメニューであろうと思っています。
鮮魚がメインの店舗様のイメージに合わせ、ブルーのカバー素材を採用したメニューブックです。
ダイニングバーという業態上、サイズ感を大事にしてスマートなイメージを印象付けるような仕様にしました。見返し側は、鮮魚っぽくギラギラに。本文の差し替えは、鮮魚はそのときどきのおすすめが変わることがあることから、差し替えのしやすいレールでの綴じを採用しています。
こちらのメニューブックは、フレンチのレストラン様へ制作したメニューブックです。シボのある用紙の柔らかさとゴールド(わかりづらいですがゴールドの中にも模様が入っています)の華やかさが風格を漂わせています。メニューブック の表面をよく見るとわかるのですが、表面にホワイトトナー、クリアトナーを塗布しており、同じ「白」を表現する中でも複雑なテクスチャーとなっています。
ページのすべてをイラストと文章で表現しているメニューブック。パステルカラーベースのデザインとイラストが目を惹きます。イラストや絵はイラストレーターさんとイメージのすり合わせをしますが、そのイラストレーターさんのスキルやセンスによるところが大きく、その全てがかみ合ったときはそれこそ「写真以上に伝わる」メニューブックになります。イラストでお客様が「美味しそう」とイメージを膨らませることができる、そんなデザインだと思います。
カップルの利用も多くムーディーな雰囲気の店舗で、主役はお客様という感じ。メニューブックは店内になじむようなシンプルな作りに。個性で語るより、センスで語るデザインで。モダンでクールな内装であることから、その雰囲気にあわせ多くを語らず、表紙の素材に大理石のテクスチャーの入ったファインペーパーを採用。表面に店内の落ち着いた雰囲気を損なわぬようマット素材のPP加工を施しています。
ブラックのレザーとゴールドのピンが映える、ワインメニューになります。中を開くと、整理されたワインリストが、カードポケット付きの台紙に収まっています。ワインの写真・銘柄・説明を記したカードがそれぞれのポケットで丁寧に仕切られ、見やすくかつ美しい仕上がりです。メニューが増える際は、台紙を追加するだけなので、とても簡単です。
こちらのメニューブックは留め具として、背に竹があしらわれています。竹は節があるのですが、ご利用いただくのにひっかけたりしてはいけないので、しっかり処理しています。紐綴じの本文は穴あけの必要のない仕様になっており、厚さのない紙であればお客様で印刷差し替えが可能となります。フレキシブルな対応が店舗で可能であると、店舗様も快適にご利用いただけますね。表面はPP加工がされており、衛生面でも扱いやすくなっております。
こちらは、リングノート製本のメニューブックになります。パスタをメインとしたカフェ業態で、リング仕様でカフェのカジュアルさを表現しました。製本ではよくある表現の、いわゆるドンコ穴(多穴空け)にして樹脂リングで綴じました。表紙は中面の1ページ目が透けるよう、半透明フィルムをあしらいました。本文はグラフィックを活かしたデザインで視覚的に商品訴求しています。また、本文はマットPP加工しているため、耐水性も向上し拭きやすくなっています。
シャンパンバーで使用される、メニューブック。表裏で違うイメージを持たせるため、2種の違う紙を合紙して、三つ折りで仕上げました。表紙は、シャンパンの持つクールなイメージを表現したブルーに、シルバー箔(艶消し)でロゴ入れしています。見開きの箇所には差し込み用の三角コーナーを用い、おすすめメニューなどすぐ店舗様で交換することができるようにしてあります。コンパクトで軽く、省スペースでもあるのでお客様は手にしやすいですね。
パブで使用するメニューブック、見たままの、表紙の加工が特徴的な一冊です。緑の台紙に浮き出し加工と金箔押し、窓の箇所を抜いてミラーシートを貼付け、見返しのグレーの厚紙との合紙、そして最後に筋押し加工。加工のポイントは、その加工自体をスマートに見せること。この場合、裏を見たらミラーシートが貼ってあった、みたいなことがあると興醒めというか美しくない。そこで、見返し側にグレーの紙を合紙することにより、デザイン性も優れスマートな仕上がりになるのです。
こちらは、海外からの依頼で作成したメニューブックになります。料理本をイメージされており、綴じの部分はレールを使用していますが、上製本のような仕様になっています。クロス地にしおりまでついているこだわりの一品です。本文は、見開きで観音開きのページを採用していたりと、料理をダイナミックに表現しています。
グラフィックを全面に押し出したカバーに、マットPP加工を施したメニューブック。衛生意識も高まる世の中で、汚れに強く管理しやすいPP加工はメニューブックにおいてはスタンダードとなっています。本文にもPP加工は有効で、紙のメニュー本文が長持ちになり、雰囲気をもたらせてくれます。手触りもさらりとしていて、見た目、管理、手触りそれぞれに清潔さを感じる仕上がりとなりました。
こちらは、和食ダイニングのメニューブックです。表紙はマットPP加工を施しています。グラフィックメニューはその店舗の世界観を一目で表現できることが強みで、このダイニングの場合は、食材のダイナミックさ、生命力を表現するため土をモチーフとした色合いになっています。表紙は耐久性を考慮し、1枚の芯ボールを使用し折の箇所は太い筋を入れることにより1冊の本としての体裁を作成しています。使い始めは固いですが、使用していく内に馴染んできますので、ご心配いりません。