目に飛び込むダイナミックな大きさに負けない、荒々しいイメージの黒の民芸紙を表紙材に使用しました。年齢層がやや高いアッパーな居酒屋ということもあり、A3のメニューブックは実は文字が読みやすいという利点もあります。メニューブックの大きさに合う大ぶりなロゴマークは 店名でもあり、お店を代表する有名なお酒の名称でもあるため、印象的な見せ方が重要でした。中面には厚手の和紙を台紙として使用し、メニュー表は薄手の和紙を貼り付けました。端処理は敢えて厳密に行わず、民芸紙の荒々しい雰囲気を生かすようにしました。
厚い紙を2枚貼り合わせた上に、印刷物を表裏に貼り合わせた1枚物のA3メニューボードです。角金を付けているため角つぶれの心配もありません。デザインにもこだわっていますので、写真を入れつつもまとまりのある、とても見やすいデザインになっています。表面にはPP加工が施してありますので、バー業態以外でも焼肉やお好み焼きなど、油跳ねが多い業態でも扱いやすいです。一面でメニュー内容を簡潔に表現されていると、気兼ねなく注文できるので、注文率も上がります。
表紙はもちろん、見返し(表紙裏)もデザインが施されたメニューブック。今見ると、ノスタルジックな佇まいですが、デザインは古びた感じを思わせません。また、昔も今も、肝心な製法はしっかり守られています。時代が変わればデザインは変わっていきますが、メニューブックの変わらない所、そこも魅力です。
体裁はシンプルなメニューブックですが、やはり全体を覆うシルク印刷は迫力がありますね。エンボスの効いた表紙素材にシルク印刷を施しているので、エンボスの質感がもたらす世界観がうまく印刷と噛み合って、デザイン性の高いメニューブックとなりました。また、この「なんだろう?」と思わせるデザインもいいですね。「なんだろう?」と思わせたら、もうそこでひとつ注目を浴びているわけです。
A3判の洋紙が2枚掲載できる、欲張りなメニューボードで、多くの商品を掲載可能にした仕様になっております。大きいメニューは、反りが気になりますがこちらのメニューは全く反っていません。(写真撮影時、制作より約10年経過しています)反らないように、見えないところで色々と工夫しているメニューボードになります。表紙素材は、硬めの和紙を使用している為、とても丈夫です。重さは見た目とは違い軽く、お客様がメニューを見ていて不快になるようなことは、全くありません。
こちらのメニューは、ホテル内にあるレストランで使用する為のメニューボードになります。高級レザーでシンプルに作られたメニューは、カッコ良く、使いやすく、持ちやすい!四隅を縫製で仕上げている為、合皮でも充分に高級感がでます。A3判サイズの洋紙を両サイドに差し込むだけの仕様なので、日々メニュー変更がある店舗様はオペレーションも楽になります。ステッチ(縫い目)の色を変えるだけでも雰囲気が一気に変わりますので、ホテルやレストラン以外のご使用もオススメです。
唯一無二のオリジナルメニューブックとはこの事、と言わんばかりの贅沢なメニューブック。高級素材、高級な仕立て、手触りはしっとりと柔らかでいて、大きなサイズでも持ちやすい、細部にまでこだわった逸品です。本文は当社でデザイン制作したものになります。ドリンクメニューなので、日本中から取り揃えたお酒の見せ方に一工夫したデザインで、とても分かりやすい表紙に負けないメニューになっています。
留め具の組ねじも、あえて3個にすることでメニューブックのデザインに深みを出しています。